坐骨神経痛の症状・原因・治療法 | 坐骨神経痛@情報館


保存療法について

坐骨神経痛の治療を行う場合、即手術ということは少なく、まずは保存療法から始められます。保存療法にも運動療法、温熱療法などいろいろとありますが、「牽引療法」は、特に腰痛を合併している坐骨神経痛では効果が期待できる方法です。方法は、腰の骨盤の位置にベルトをかけ、足の方向に向けて引っ張ります。これにより、腰椎を引き伸ばし、筋肉の緊張をほぐして腰や下肢の痛みをやわらげます。体重の半分の重さを上限として、20〜30kgの力で牽引しては休む、を繰り返します。入院して牽引治療を行なう場合は、4〜10kgの重さで長時間持続して牽引します。

「温熱療法」は、患部を温めることで血管を拡げて血液の流れを促進させ、痛みやしびれなどの症状をやわらげる治療法です。

病院で行われる温熱療法としては、

■赤外線療法=赤外線による乾いた温かい風を患部に当て、血液の流れを促進させる方法です。ただし、動脈硬化や心臓病、甲状腺機能亢進症などの患者さんには行なわれません。

■マイクロウェーブ療法=超短波を患部に当てる治療法です。比較的深い部分にある関節や、その周辺の痛みを改善する目的で行なわれます。ただし、ペースメーカー等、体内に金属が埋め込まれている人は受けられません。

■ホットパック=治療用パック(特殊な泥を木綿の厚い袋に入れたもの)を80℃のお湯で温め、それをバスタオルなどに包んで患部に当てます。15〜20分ほど温めた後、痛む部分を動かし、軽い体操なども行ないます。

狭窄型坐骨神経痛では、コルセットで脊椎の進展を制限し、後ろに上体を倒したときの痛みを和らげるための装具療法も行われます。使われるのはメッシュ地など弾力性を持つ素材で作られた軟性コルセットです。プラスチックや金属を用いて作られた硬性コルセットは、手術後や圧迫骨折の治療のために腰椎を固定するときなどに使われます。ただ、あまり長期間にわたってコルセットを着けていると、からだがコルセットに頼って筋力が低下してしまうことがあるので、必ず医師の指示に従って使用しなければいけません。



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